世界を食べる 東京で

結局食べることは最大の娯楽である、ということ

発酵バター クロワッサン 成城石井

いつぐらいからでしょう。

発酵バターと名の付くお菓子がやたらと目につき始めました。

なんだかおいしそうな響き。

ビスコについても、買うときはいつも発酵バター味を選んでしまう。

 

江崎グリコに、発酵バターについての親切に説明してくれているサイトがありました。

www.glico.com

 

発酵バターとは、バターがバターになる前のクリームのときに乳酸菌で発酵させるのだそう。乳酸菌も最近のキーワードですしね。

なんだか体にも良さそうなイメージです。

 

さて、私は小さい頃から好きなパンはクロワッサンだったのですが、今でもパン屋さんにいくと、いつも欲しくなるのはクロワッサン。パリにいったときは、毎朝ココアとクロワッサンの朝食で夢みたいでした。

そのクロワッサンを発酵バターで作ったというのが、今回食した「成城石井」の「発酵バターのクロワッサン」でした。

 

これからは、払う価値のないものにはお金を払わないと強く心に誓ったばかりだったので、食品のお買い物もパリジェンヌ並みにお財布のヒモが硬くなっていましたが、これだけはパスできなかった。

 

3個入りで309円だったかな?ちょっとお得だったし、とっても大きくて1つでしっかり食べ応えがありました。

そして、あっためなくてもとっても美味しかったのです。

 

霧がかかったホテルの白い朝。

白いカップと白いお皿。

クロワッサンとココア。

 

別れの朝を思い出すような白とペパーミントグリーンなテイストの世界の中にクロワッサンはとても似合って。

バターの香りで思い出します。

パリの時間や幼い日々。

 

今はそして、暖かい麦茶と成城石井発酵バタークロワッサン。

そろそろ子どもたちが帰ってくる時間です。

出窓にはアンチークな時計の音。

目の前の草むらの向こうに子どもたちの声が聞こえてきます。

 

バターの味は安心感でしょうか。それとも郷愁なのでしょうか。

 

ちなみに、もう一点クロワッサンは買うべきものという理由。

作るのにとっても時間がかかります。

 

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croissant